マッチングアプリを安全かつ効率良く利用するにはリテラシーを身に付ける必要があります。
リテラシーとは文脈から適切な理解・解釈・分析をすることで、当記事内ではマッチングアプリに対する知識や理解度を指します。
上級者になると、プロフィール画面の自己PR文章を読んだだけでサクラや業者などの悪質ユーザーを見抜けるようになります。
このほか、マッチングアプリでは文章(メッセージ)を読み解くことに加え、展開によってヤリ目や勧誘目的の悪質ユーザーをいち早く判断して見切るをつけることが大切です。
マッチングアプリのトラブルリスクについては、こちらのページで詳しく解説しています。
マッチングアプリに登録した直後は「自分に興味を持ってくれる人はいるのかな?」などと不安な気持ちを抱くものです。
そして、実際に異性ユーザーからの“いいね”やメッセージが届くと心が弾みます。
しかし、安全かつ効率的に活動したいのであれば、登録直後は慎重に行動した方がいいです。
マッチングアプリはコンテンツによって傾向が違います。
業者ばかりのマッチングアプリであれば、プロフィール項目を埋めずに写真を載せていなくても多くの異性ユーザーからアプローチを受けます。
この時点でそのアプリを使うのは慎重になりましょう。
多くのマッチングアプリは、プロフィール写真を掲載した途端に反応が大きく変わってきます。
最初はプロフィール情報を変えながら、アプリ内のユーザーがどんな反応を示すのかチェックする時間を作るとよいでしょう。
アプリごとに変わるユーザーの傾向が分かってくれば、自然と悪質ユーザーの傾向や真剣に活動しているユーザーの特徴が分かってくるものです。
業者に関しては手の込んだ対応をするケースもあるため、メッセージのやり取りだけで完全に見極めるのは困難です。
通報機能があるマッチングアプリを選び、新規登録して間もないのに慣れている感じのユーザーは警戒しましょう。
ヤリ目の悪質ユーザーは、とにかく早く会おうとしてくる傾向があります。
ガードの堅い自信があれば実際に会ってから判断しても問題ないですし、不安があれば展開の早すぎる状況は警戒してください。
ヤリ目は手っ取り早く会うことを優先する人だけではなく、好みのプロフィール写真を見つけたら徹底的にアプローチしてくる重点型の人もいます。
こちらも最終的には実際に会った際の反応で見極めないといけません。
マッチングアプリを一定期間利用すれば、誰でも一定のリテラシーを身に付けられます。
しかし、要領が分かってきた時期に大きな失敗をする人が多いので注意してください。
業者・ヤリ目・勧誘が目的だと分かるあからさまなユーザーを判別できるようになると、普通のやり取りをするユーザーのことを信用しやすくなります。
「会うまで慎重なやり取りをしたから平気だろう」など油断は決してしないでください。
時間と手間をかけて築いた信頼関係があっても、所詮はマッチングアプリを経由した出会いです。
途中で何かの勧誘や他のマッチングアプリへ誘導された際は、安易に信じないで最初から悪意を持って近づいてきた可能性を疑ってください。
デート相手の見た目がタイプで会話が盛り上がっている時も、食事でお酒をたくさん飲ませようとしてくる人は危険です。
少しでも不安を感じたら、たとえ気になっていた相手であってもデートを途中でやめるなど警戒心を緩めずに行動しましょう。
見た目や性格、会話の盛り上がり方がどれだけ魅力的でも、やり取りの中で不安や違和感を感じることがあれば良い出会いではありません。
マッチングアプリは出会いのチャンスがたくさんあるので、不安を感じることなく交流できるパートナーを地道に探すようにしましょう。