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こんなときは要注意!マッチングアプリにおけるトラブル事例をご紹介

マッチングアプリで起きたトラブル事例として、既婚者が独身と偽って活動、勧誘、結婚詐欺や美人局の手口を紹介しています。特に被害が多いのは勧誘で、宗教やネットワークビジネスのほか、他の悪質アプリへの誘導や仕事や融資の斡旋など手口が年々巧妙化しています。

マッチングアプリで起きたトラブル

トラブルに頭を悩ませる男女

 

マッチングアプリが急成長を遂げた一方で、マッチングアプリの利用者同士のトラブルや犯罪が増えています。
実際に起こったトラブル事例をピックアップしたので、マッチングアプリによる出会いはどのようなリスクがあるのか見ていきましょう。

 

 

既婚者が独身だと偽っていた

結婚指輪をする男性の手

 

既婚者が独身と偽って活動し、交際に発展するトラブルが全国で相次いでいます。
なお、既婚者だと偽っていた相手と交際して、本当に既婚者であることを知らなかった場合は、パートナーになっても配偶者から慰謝料請求されることはありません。

 

しかし、本気に好きになってから既婚者だとカミングアウトされて関係を続ける事例も多数見られます。
また、婚活アプリで偽りの既婚者に騙されて長期間交際してしまい、結婚適齢期を逃してしまう方もいるので注意してください。
昨今では、既婚者向けにセカンドパートナーをマッチングさせるアプリも登場しています。

 

 

勧誘

インターホン

 

よくあるトラブルでは宗教とネットワークビジネスの勧誘です。
このほか、一部で生保レディなどの営業職がマッチングアプリを利用しているケースがあります。

 

マッチングやデートに発展しても、怪しい雰囲気を感じたら早めに見切りを付けた方がいいでしょう。
勧誘目的のユーザーは初デートなど早い段階から勧誘する商材の匂いをチラつかせてくるものです。

 

このほか、闇金などの裏社会の人とグルになっていて、女性主導でボッタクリの飲食店に連れていかれて、高額な食事代を払えないと闇金による貸付を斡旋してくる悪質な勧誘行為もあります。
不安があれば最初のデートは喫茶店でお茶だけにしたり、お金を出すつもりがある男性は自分が行くお店を決めるなどの防衛策を取っておきましょう。

 

 

悪質アプリに誘導されることも

大手優良マッチングアプリでマッチングした後に、「スマホが壊れた」、「Facebookでトラブルがあって退会してマッチングアプリも使えなくなった」などと理由を付けて他のマッチングアプリを誘導してくる人がいます。
LINEなどの連絡交換ではなく、他のマッチングアプリへの誘導は大半が悪質アプリへ誘導するサクラ行為です。
如何なる理由でも、他のマッチングアプリや各種会員サービスへの登録を勧誘された場合は断るようにしてください。

 

国民生活センターからも、他の出会い系アプリや副業サイトへの勧誘トラブルが多いと注意喚起しています。
ほかにもマッチングアプリのサクラの仕事に応募して、トラブルに巻き込まれる事例もあるので注意しましょう。

 

 

 

結婚詐欺・美人局

ハニートラップのイメージ

 

昔からある定番の犯罪行為ですが、昨今は手口が巧妙化した結婚詐欺半グレ集団が絡んだ美人局行為が増えています。
結婚詐欺は高額な物を買わせたり、理由を付けてお金の支援を呼びかける詐欺。美人局はグルになった男性が「俺の女に手を出したな」などと難癖を付けて恐喝する行為です。

 

いずれもマッチングアプリ内のやり取りで完璧に見極めることはできませんが、美人過ぎる女性ユーザーが不自然なくらい積極的にアプローチしてくる場合は注意しましょう。