サクラとは運営が用意したユーザーで、主に女性会員になりすまして男性会員の登録や課金を促すことを目的にしています。
ガラケー時代のマッチングサイトはサクラがたくさんいましたが、マッチングアプリになってからは大手優良アプリを条件にサクラはほぼ絶滅しました。
本当にサクラはいないのか検証した結果をご覧ください。
サクラがたくさんいたマッチング系サービスの暗黒時代は、バイトのサクラを用意してオフィスで日々サクラ達がメッセージの送受信を繰り返してしました。
当時は月額制ではなく都度課金のポイント制が主流で、メッセージの送受信1回につき数十円から100円前後のポイント課金が必要な仕組みです。
サクラは常に数十人のユーザーとメッセージのやり取りを繰り返し、稼働時間に対して数千円分のメッセージポイントを消費させることで、仕事が成り立っていました。
現在はアプリ内のメッセージが無制限で利用できる月額制が普及したため、サクラのバイト代をメッセージの課金で回収するのが困難です。
一部では男性会員を集客する目的でサクラを用意している事例もありますが、男性会員1人あたりの課金額が月額数千円程度のマッチングアプリでは、サクラを使った集客では採算が合いません。
なお、インターネット異性紹介事業者の届出を出していないマッチングアプリでは、未だにポイント制を導入している所もあり、こうした所では昔ながらのサクラを使った運営をしている所が多いです。
マッチングアプリが急成長したことによって、若い女性でも当たり前のようにマッチングアプリを利用する時代になりました。
大手が実施したアンケートやSNSの投稿、女子大生やOLの日常会話を見ても、マッチングアプリで真剣に恋人探しや婚活をしている女性がいることは明白です。
サクラがいるマッチングアプリは女性利用者の大半がサクラになっているものでしたが、急成長した現代のマッチングアプリは本物の女性ユーザーがたくさんいるので、サクラを用意する必要がありません。
サクラ一切なしのリアルユーザーで回る優良アプリが普及したことで、マッチングアプリは急成長を遂げました。
ペアーズやOmiaiをはじめ、人気のマッチングアプリはFacebook連携が必須で、10人以上の友達がいないと利用できません。
アプリでマッチングしてメッセージのやり取りをしたら、会う前にFacebookアカウントを交換するのがルールです。
10人以上の友達がいることが必須なので、捨てアカを活用したり業者がサクラや悪質な利用を目的に偽物のアカウントを作ったりすることもできません。
Facebookアカウントを交換したら、本人の投稿だけではなく、まともな投稿をしている友人がいるのかもチェックしておきましょう。
Facebook連携機能があるアプリでは、サクラや偽りユーザーが紛れ込むのは不可能です。